女子高生サイエンスサマースクール

こんな案内が来てました.
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科学者・技術者との対話、交流を通して女子高校生が科学技術分野に自分の新しい可能性を見出すことをねらいとして、「女子高校生夏の学校」を開校します。

埼玉の奥地ということでちょっと東京からは遠いのですが,もちろん,そのぶん自然豊かな爽やかな田舎町です.
http://www.town.ranzan.saitama.jp/0700gaiyo/index.html

■国蝶オオムラサキも生息する自然の宝庫
嵐山町(らんざんまち)は、埼玉県のほぼ中央に位置し、都心より60km圏にあります。比企丘陵の中枢部を占めており、山あり渓谷あり、平地ありと変化に富んだ自然の宝庫で、国蝶オオムラサキが生息する地としても有名です。

とても面白いイベントだと思うのですが,個人的には,もう少し分野を絞った方が良いのではないかと思いました.小学生が相手だったら広く浅くで良いと思うのですが,高校生相手なら,数学,物理,コンピュータ,生物等,深くした方が良い気がします.

平成19年度女子高校生夏の学校〜科学・技術者のたまごたちへ〜
***実験・実習の予定一覧***

A. 筋肉が縮むしくみを見てみよう
B. 音声認識実験
C. イネのDNAに刻まれた「お米」のふるさとを読み解こう
D. 正20面体の不思議
E. 目で見る遺伝子のはたらき
F. 構造物の形と強さ
G. 高レベル自然放射線の体験的学習
H. 超伝導リニアモーターカーで地球を一周
I. 虹色の液晶ストラップを作ろう
J. 水が凍る瞬間を見よう!〜実験室はオホーツク海?〜
K. 電子レンジで有機化学合成

これは邪推かもしれませんが,紹介されている研究員の方の御専門をみても完全に文系,しかも私が見るとどう見ても教育家というよりジェンダー論の人たちが多いから,理系イベントのプロデュースが難しかったのではないかと考えてしまいます.
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それでも,こういうイベントは各分野の科学者が率先してやらなければならないのに十分じゃないことが問題なので,エールを送って宣伝したいと思います.
対象者のみなさま,ぜひご参加を!

一応,最近は数学者は結構頑張っています.ここのところの日本評論社「数学セミナー」誌を見て下さいまし.出張授業の話題が毎月のように出ています.