日本応用数理学会2006年度年会続報2

楽しみにしていた,宇治野さん(群馬高専),Vinetさん(モントリオール大),矢嶋さん(宇都宮大),吉田春夫先生(国立天文台)の「Calogero-Moser模型の超可積分離散化」を聞くことができました.
超可積分,すなわに自由度(物体の運動なら,その時空の次元数)の数よりも多くの保存量を持つ力学系の話で,応用数理学会の可積分系研究会の人がたくさんいました.残念ながら私はLax形式や射影法について詳しくないので理解できないところもあったのですが,面白い発表でした.Lax系なぁ...週末に,自分が発表した理論を,Lax系で書き直して勉強してみますか.


僕の発表で突っ込んで下さった先生方,ありがとうございました.
先生方の突っ込みで僕の理論の弱点が暴露されてしまったので,この前に投稿した論文は受理されないかもしれませんが(本質的なところは間違っていないのですが,確かに一部,証明のミスがありました),おかげさまでその不備も直せそうなので,ダメでも再度投稿致します.