第4回 バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会

バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会にて,警察庁の研究会が,今度は携帯事業主をいじめています.(ただし,今回は前半では総務省NTT DOCOMOなど,そこそこ技術を知っている人が話しており,全体のトンデモ度は前回より低い)

【H委員】 細かいことを幾つか伺いたいんですが。まずキッズiモードとキッズiモードプラスの契約率といいますか、未成年、青少年の中で一体何%ぐらいがこれを使っているのかということをまず伺います。
【NTTドコモ】 契約数ということですけれども、これは社内で公表できない数値になっておりまして、申しわけございませんが、こちらでは公表できません。
【H委員】 公表できない理由は何ですか。
【NTTドコモ】 これは私の判断では何とも言えませんが、そこのところは公表しない数値ということになっておりまして。
【座長】 数じゃなくて割合は。
【NTTドコモ】 割合も同様です。
【座長】 割合も公表しない、そうですか。
【H委員】 そういうふうに言われてしまうと、我々としてはそういうものは一応あるけれども、あまり普及していないんじゃないかというふうに想定せざるを得ないんですけれども、そういう理解でよろしいですか。

可哀相ですよ....

ボーダフォン】 基本的には、フィルタリングだけではないんですけれども、迷惑メールの機能ですとか、そういったものはしっかりとご案内するようにということで、販売店さんの方にも指導させていただいております。また、干渉(勧奨)という言葉でご指摘いただくと、干渉(勧奨)しているのかなというのはちょっと疑問があるんですけれども、機能としてお勧めしているという状況ということになるかと思います。
【C委員】 僕は非常に残念なんですけれども、東京都の条例ではちゃんと勧奨しろと書いていますよね。それは義務化されているんですよ。それはご存じありませんか。条例だから無視しているわけですか。
ボーダフォン】 いえ、存じ上げています。
【C委員】 それはちゃんと指導していただかなきゃいけないし、現場のボーダフォンの販売店において、そういうことがきちんと行われているかどうかについては、把握するのが僕は少なくとも東京都の条例で課された義務だと思いますけれども、そういうことについてはいかがお考えですか。

要するに,委員の人たちは,子供が携帯で怪しいWebサイトを閲覧できるようになっているのが悪いと.それを防ぐためには,メーカがフィルタリングをして見られなくしなければならないと.じゃあ,フィルタリングするのは,18未満で良いのかとか,12歳,15歳,18歳の三段階くらいに分けなければならないとか,そんな議論をしているわけです.


はぁ...