楽天kobo(kobo日本語版)は自炊が簡単だった
英語版のkoboを使っている人も多いと思うので(あちらの友達に「ニュージーランドだと誰でも知ってると思うよ,kobo」って言われたし),いまさらとは思いますが,日本語版の使い勝手なんぞ...
貧乏人にとっては,最大の関心事は「自炊ができるか?」でした.
すなわち,今まであるいはこれから自分で本や論文をPDF形式などで入手したものが手軽に読めるか?ということです.
- 不安その1
koboをUSBケーブルでパソコンに接続し,専用アプリを立ちあげても,アプリには本の購入以外のメニューはほぼ皆無で,パソコンに入っているPDFファイルをドラッグなんかしても無反応でした
- 不安その2
koboをUSBケーブルでパソコンに接続すると,一応USB記憶装置として認識するのですが,PDFファイルをkoboにドラッグして放り込んでも何の反応もありませんでした
しかし...
MicroSDを用意して,パソコンからMicroSDにPDFファイルやJPGファイルをドラッグして放り込み,そのMicroSDをkoboに入れると,認識してメディアファイルの処理が始まりました!
そして,無事,PDFファイルを読むことができました.
ただし,PDFはプレビューがうまくいかず(koboのせいかPDFファイルのせいかは分かりません),例えば次のように,表示モードによってはHadoopの象本を始めとした3冊しか無いように見えますが,
表示形式をちょいと変えると...
象本,青空文庫の他に,マンガや論文が入っていたことが分かります.
PDFファイルをMicroSD経由でkoboに送るときは,MicroSDのどこに置いても大丈夫そうです.フォルダを掘っても,トップに置いても認識してくれました(日本語フォントの化けはまだありますが).
なお,上部のスライドボタンを軽く右に動かしてスリープモードにすると,一番読んでいる本の表紙がスリープモードのスクリーンセーバー的画面として出るようです.
フォントの大きさやページめくりの慣れはいるとして(日本語対応にした余り,横書きの本でも次のページをめくるには左をタップしないとならない...象本のような分厚いヤツは,このトロさはツライ...iPadなんかに慣れていると,このタッチスクリーンの反応の遅さや鈍さはツライ...),いちおう,オライリー本は入れることが出来るようです.
あと,論文のプレプリが入れられるのは嬉しいです.プレプリ何かは難しくてじっくり読むので,上に書いたkoboの遅い系文句は,あんまり気になりませんでした.
あとはやっぱ,ケーブルでPCからアプリ経由で転送できるとええかな...公式サイト以外から購入・入手したファイル.