数学ガール第2章


面白いですけど,このペースでフェルマーの最終定理やったら100巻あっても足りへんですぜ...
それでも2章の1巻目で早くも離散的な数論と,連続的な幾何学の関係を語る当たりは恐らくは原作者の力量を思わせられました.
そう,フェルマーの最終定理を満たす式の数値3つは,そのまま2次元平面上の単位円曲線の一点になります.
数値3つと線上の1点だと次元が異なるように思えますが,直線じゃなくて閉曲線かつ単位化されているので,調度2次元になります.
素因数分解と円を結びつけているのは,フェルマーの問題が楕円曲線に直結しているからです.

今回の巻は,新キャラことユーリのセリフ「じゃ,私は素数指数表現の話をしよう」で始まる最後の20ページほどにあります.

私も幾何学が全ての数学に対応すると思っています.無限次元で問題ないので,無限可積分や無限次元確率モデルにも対応します.

こんなのは実績の無い戯言ですが,幸い,今の同僚や上司はこんな漠然とした可能性を否定しないで下さるので,眼に見える形で可視化して,さらに結果を標準的な統計的なフォーマットに落とした形で解析してみようと思います.
一年以内に,私を信用してくれた人たちは,自分たちが未来のテクノロジーを使っていたことに気づくと思います.乞うご期待あれ.