アーサー・クラーク死去

ショックを受けた人は多いでしょう.私もニュースを見たあと,知り合いから沢山のメールをもらいました.「死んだって!知ってる?ショックー」って.
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/03/20/009/index.html

英国人小説家アーサー・C・クラーク氏が19日、移住先のスリランカで死去した。享年90歳、死因は心肺機能不全。ロバート・A・ハインラインアイザック・アシモフとともに三大家とされた同氏の死去により、SF小説の1つの時代が終わった。

クラーク氏は、英国サマセット州マインヘッドで1917年に誕生。成人後は英国空軍の将校としてレーダーの開発に従事したのち、ロンドン大学キングス・カレッジで物理学と数学の学位を取得、教員として勤務する傍ら1946年に「太陽系最後の日」でプロ作家としてデビュー。1952年に発表した「幼年期の終わり」でSF作家としての地位を確立、後年「宇宙のランデヴー」と「楽園の泉」の2作品がヒューゴー賞ネビュラ賞を同時受賞 (1973年、1979年) 、名声を確かなものとした。1998年には、エリザベス女王よりナイトの称号を授与されている。

作家としての活動以外にも、静止軌道上の衛星間通信に関する論文を科学雑誌「Wireless World」へ寄稿、後年実用化されるなど、科学技術に対する鋭い洞察と見識の高さで知られる。

1960年代後半には、故スタンリー・キューブリック監督とともに映画「2001年宇宙の旅」 (1968年公開) を制作。地球外文明との遭遇と人類の進化をテーマとした本作は、SF映画の記念碑的存在として現在も高く評価されている。

クラーク氏の訃報に接しアメリカ航空宇宙局 (NASA) は、「地球での個人的な旅は終わりを告げたが、彼のビジョンは著作を通じて生き続けるだろう」との声明を発表している。


http://www.asahi.com/obituaries/update/0319/TKY200803190065.html

映画化された小説「2001年宇宙の旅」などで知られる英国人のSF作家アーサー・C・クラークさんが19日、移住先のスリランカで死去した。90歳だった。
(中略)
 精力的に小説を発表する一方で、科学技術の振興にも尽力。95年には英リバプール大の名誉博士号を受けている。


SF作家のアーサー・C・クラーク氏が死去--「2001年宇宙の旅」など作品多数 - CNET Japan

 SF界の大御所Arthur C. Clarke氏が死去したと、各種メディアが報じている。

 米国時間3月18日午後3時現在、Clarke氏に関するWikipediaのページはすでにアップデートされており、上部に「この記事は最近亡くなった人物に関するものです」と書かれている。
(中略)
 作家として有名な同氏だったが、晩年は類人猿の権利問題に力を尽くした。


Variety Japan

 「2001年宇宙の旅」の原作者として知られるサイエンス・フィクション小説界の巨匠アーサー・C・ クラークが19日(水)、スリランカの自宅で亡くなった。90歳だった。
 クラークは、宇宙の無重力状態に近い感覚を得られるという理由で、ダイビングに魅せられ、1956年からスリランカに住んでいたが、1960年代から衰弱性のポリオ後症候群を患っていた。
(中略)
 クラークの著書の中で紹介された未来的機器の中には、通信衛星など、数10年後に現実化されたものもある。通信衛星の軌道となっている静止軌道は、別名「クラーク軌道」とも呼ばれている。


「2001年宇宙の旅」著者、アーサー・C・クラークさん死去 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News

【3月19日 AFP】小説「2001年宇宙の旅(2001: A Space Odyssey)」などで知られる英国のSF小説の巨匠、アーサー・C・クラークArthur C. Clarke)さんが19日、スリランカの病院で死去した。90歳。クラークさんの秘書が発表した。

何か,科学的な知識と人間的な良心を併せ持つ人が亡くなっていき,バカな人間ばかりが生き残っていっている気がしてしょーがない,今日この頃です.