滝平二郎氏,死去
http://www.asahi.com/obituaries/update/0519/TKY200905180394.html
懐かしい農村風景や庶民の暮らしを詩情豊かに描いた、切り絵作家で版画家の滝平二郎(たきだいら・じろう)さんが16日、がんのため千葉県流山市の病院で死去した。88歳だった。葬儀は親族で行った。後日、お別れの会を開く。喪主は妻普美子(ふみこ)さん。連絡先は東京都千代田区三崎町3の2の13の秋和ビル4階「滝平きりえ版権事務所」。
茨城県に生まれ、独学で絵を勉強した。太平洋戦争で沖縄戦に従軍・復員後に、木版画家として独立。60年代後半から切り絵を手がけた。67年、児童文学作家の故・斎藤隆介さんと組んだ絵本「ベロ出しチョンマ」の切り絵挿画で注目され、「八郎」「花さき山」「モチモチの木」など多くのロングセラーを生み出した。
http://mainichi.jp/select/person/news/20090519k0000e040019000c.html
詩情あふれる農村風景や庶民の生活を表現した切り絵作家・版画家の滝平二郎(たきだいら・じろう)さんが16日、がんのため死去した。88歳。葬儀は近親者で済ませ、お別れの会を後日開く。連絡先は東京都千代田区三崎町3の2の13秋和ビル「滝平きりえ版権事務所」。喪主は妻普美子(ふみこ)さん。
茨城県生まれ。独学で絵を学び、戦後、故郷の風景などを題材に、農民画の伝統を継いだ骨太な切り絵作品を発表。児童文学作家の故斎藤隆介さんと組んだ「べロ出しチョンマ」「モチモチの木」など、児童書や絵本のロングセラーを世に送った。70年「花さき山」で講談社出版文化賞。
今,思えば,モノトーン調の静かな色合いの切り絵作品なのに,トラウマのように強烈な印象が残っています.
斉藤氏の強烈な著作や,それをより迫力化させた劇団四季等の舞台劇には,幼い頃に凄まじいほどに怖かったのを覚えています.
静の作品で動を見せる天才芸術家のお休みに,ただ「お疲れ様でした」としばらくの休みを願いたいところです.
ありがとうございました.