天才漫画家?

『20世紀少年』は駄作?“天才”浦沢直樹はホントに面白いか|日刊サイゾー

『20世紀少年』は駄作?“天才”浦沢直樹はホントに面白いか

この記事は,別にそれほど情報量が多いわけでは無いのですが,テーマが前から思っていたことだったので,取り上げてみました.

不思議な漫画家だと思っている人が,少なくとも二人おります.一人はこの浦沢直樹氏,もう一人は細野不二彦氏です.

元記事がそれほど面白くないというのは,浦沢氏のこんな紹介で分かります.

浦沢直樹(うらさわ・なおき)
1960年、東京都生まれのマンガ家。82年にデビュー後、『YAWARA!』『MASTERキートン』『MONSTER』『20世紀少年』『PLUTO』など数々のヒット作を世に送り出す。

ウソではないでしょうが...「パイナップル・アーミー」は?(「謎の作者がいるのでは」と言われたキートンの元と言って良いのでは.)「HAPPY!」は?(個人的にはYAWARA!は駄作だと思うので,同様にHAPPY!も駄作だと思います.)

さて,一方の細野不二彦氏も,似てます.どちらも作品数が多いので詳細は略しますが,細野氏の「ギャラリーフェイク」は,まず傑作でしょう.しかし,「グーグー・ガンモ」や「りざべーしょんプリーズ」は微妙としても,「太郎」なんかは間違いなく駄作で,しかも延々とダルい展開が続く辺り「太郎」と「YAWARA!」は似ている気がします(あくまで,個人的主観です!).

結論として,二人とも”天才”かなぁ?と思います.
なぜなら,「マンガの神様」こと手塚治虫氏も,例えばアニメーションに関しては,アニメの日本での創設者等々,偉大な面もありますが,各種実験アニメーションや映画で大失敗(というか,全くヒットしないとか,海外で酷評されるとか)があり,その辺りが天才性として似ているなぁと...

マイナスの面で上記の三人の方は共通と思いますが,少なくとも一作以上,ちょー大好きな作品もある,私が大ファンの漫画家の方々です.
「日刊サイゾー」の記事に対しては,「はい,”天才”です!」と言いたいです.
20世紀少年は明らかに駄作だと思いますが,モンスターやキートンは,何度読み返しても面白いです...)