日本情報処理学会 学会誌合併号

どういう訳か,確認はしていませんが私の記憶にある限り,日本情報処理学会の学会誌「情報処理」が,4月5月合併号で届きました.
http://www.bookpark.ne.jp/cm/ipsj/mokuji.asp?category1=Magazine&vol=52&no=4

合併号のいい訳 中島秀之 会誌編集長/公立はこだて未来大学

今回は4,5月合併号でお届けする.
編集委員会では昨年来,季節感のある特集をしようと心がけている.たとえば8月号には夏休みに何かまとまったプログラミングをしようとする人のために特集を入れたり,1月号には正月らしい記事を入れたりするのである.
(中略)
編集委員会で考えた可能性は3つ.(1)1号飛ばすタイムワープ案,(2)1年に13冊出す時間加速案,(3)合併後を出す時間停止案.
案(1)のタイムワープはワームホールが発見されないと難しい.現時点では残念ながらその報告は(少なくとも一般市民に大しては)ない.
案(2)は相対性理論によれば超高速で離れていけば時間を遅らせることが可能である.ちなみに静止している観測者(編集部)の時間の刻み幅を\Delta t_eとすると,運動体(読者)の時間の刻み\Delta t_rは,光速をc,運動体の速さをvとして,
\Delta t_r=\sqrt{1-(v/c)^2}\Delta t_e
となるから,読者時間の進行を12/13に縮めるためには光速の39%に加速してやればよい.ただし,これは相対的なので,編集部から見れば
(引用に飽きたのでwww 後略)

双子のパラドックスで示されるように,案(2)は,なんとか次年度に1年に11冊出すなど減らせば実現可能ですが,ツッコまないでおきましょう.

ただ,ジャンプやマガジン等の雑誌と同様に,臨時的に被災者等のために無料で学会誌を読むことができる措置をとったそうです.素晴らしい.
東北地方太平洋沖地震で被災された会員の皆様へ

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