リチャード・ストールマン

GNU総裁の名前が埋もれてしまいそうな今日この頃なので,こんなblogを見ると嬉しくなってしまいます.

私が最も感謝する創作者とは

私が最も感謝する創作者といえば、大学時代からほぼ毎日使い続けているEmacsの作者であり、私の日常の計算機利用を支えるフリーソフトウェアオープンソースソフトウェアの基盤となった GNU Projectの創始者である Richard Stallman だろう。

GPLv3はここのところ話題になりますが,こんな記事でもストールマンの名前は一言しか触れられていません.

GPLv3の問題とは---起草者Eben Moglen氏と日本の専門家らが語る

GPL(GNU General Public License)はLinuxなどが採用する代表的なオープンソース・ライセンスである。Free Software Foundation(FSF)が策定している。2007年6月に,16年ぶりのメジャー・バージョンアップであるGPLv3を正式リリースした。

FSF顧問のコロンビア大学ロースクール教授Eben Moglen氏はFSF創設者のRichard Stallman氏の意志を文字にしたGPLの起草者である。

そういや,愛読書「ハッカーズ」はどこに行ったのでしょう.自宅で埋もれているのか,職場に置いたままなのか...?
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閑話休題
最初の記事の著者の崎山さんは有名ですが,面識はありません.
でも,学会や業界等以外でお名前を昔お見かけしていたような気がして記憶をたどっているのですが...ひょっとして「ハッカーはクラッカーじゃないと主張する会」というメーリングリストで御一緒じゃなかったでしたっけ.
過去のメールは全て保存してあるので,年末年始休みにでも調べてみましょう.

私も老人らしく,ストールマンが「ヌル・パスワードを!」と主張していた頃から彼を尊敬していました.
若者のために説明致しますと,古き良き時代,情報共有こそソフトウェアの発展を促すと信じていたストールマンは,unixのパスワードをヌル(空.ノンパスワード.リターン,あるいはエンターキーのみ.)にしようと呼びかけていた時期があったのです.
私も全面的に賛同していた時期もあり,今でも一部,ノンパスを実行していることもあります.