CF-RZを買った

約2年ぶりにパソコンを買いました.

普通のスタイル.

タブレットスタイル.

以前買ったのは2年前の秋で,機種はPanasonic LX3.画面が大きくてCPU性能も高く,今でも気に入っています.
Panasonic CF-LX3を買った - なぜか数学者にはワイン好きが多い

さらに,その前に買ったパソコンも広大な画面が使いやすくて,今でも使っています.
Panasonic Let's Note CF-B10を買ってみた - なぜか数学者にはワイン好きが多い

これら3機種の,各種カタログスペックの違いは次のような感じです.

CF-RZ5(今回購入)CF-LX3(前回購入)CF-B10(前々回購入)
発売日2015/102013/092012/02
CPUCore m5-6Y54@1.10(2.7)GHzCore i7-4600U@2.10(3.30)GHzCore i7-2675QM@2.20(3.1)GHz
RAM16GB16GB8GB
ストレージSSD:512GBSSD:512GBHDD:750GB
光学ドライブ無しブルーレイドライブブルーレイドライブ
表示方式10.1型(16:10) WUXGA (1920×1200ドット) TFTカラーIPS液晶 (静電容量式タッチパネル)14型ワイド(16:9) TFTカラー液晶 HD+(1600×900ドット)15.6型ワイド(16:9) Full HD TFTカラー液晶(1920×1080ドット)
無線LAN IEEE802.11a(W52/W53/W56)/b/g/n/ac 準拠(WPA2-AES/TKIP)IEEE802.11a(W52/W53/W56)/b/g/n/ac 準拠 (WPA2-AES/TKIP)IEEE802.11a(W52/W53/W56)/b/g/n準拠(WPA2-AES/TKIP)
WANDoCoMo XiWiMAX: IEEE802.16e-2005 準拠(受信最大28Mbps:送信最大8Mbps)無し
バッテリー約10.5時間バッテリーパック(L)使用時:約22時間バッテリーパック(L)使用時:約8時間
外形寸法幅250mm×奥行180.8mm×高さ19.5mm幅333 mm×奥行225.6 mm×高さ24.5 mm幅370.8 mm×奥行229 mm×高さ31.4 mm(前部)/ 43.2 mm(後部
質量約0.77kg約1.445kg(バッテリーパック(L)(約0.33kg)装着時)約1.95kg(バッテリーパック(L)(0.335kg)装着時)

いくつかの項目,例えばメモリ容量,ストレージ容量,無線/有線LANなどの項目は,3年位前から余り変わっていないことが分かります.
CPUのクロック周波数はどんどん落ちていますが,ターボブースト時のクロックは通常時クロックほどは落ちていないように見えます.ベンチマークの数値を比べてみたいと思います.

CF-RZ5のCrystalMarkによるベンチマーク結果です.

CrystalMarkがアップデートされていないので,一部結果が測定できていないです.しかし過去の機種でベンチマークをやり直すのは面倒なので,このソフトの数値で比較してみたいと思います.

CF-RZ5(今回購入)CF-LX3(前回購入)CF-B10(前々回購入)
ALU373224357133367
FPU378954495730689
MEM489453988034164
HDD43944436338955
GDI1307464226534
OGL8327108351867

何となく,どんどん良くなっていたり,小型化のせいでベンチマークがどんどん悪くなっているわけでは無いようです.カタログスペックレベルで,詳しく確認してみます.
まず,整数演算や浮動小数点演算の速さは,クロック周波数・コア数・スレッド数・並列処理機能の違いかと思いますので,それらをピックアップして確認してみます.

CF-RZ5(今回購入)CF-LX3(前回購入)CF-B10(前々回購入)
クロック1.10(2.7)GHz2.10(3.30)2.20(3.1)
コア数/スレッド数2/42/44/8
並列処理機能SSE4.1/4.2, AVX 2.0SSE4.1/4.2, AVX 2.0AVX

グラフィックス性能は,チップセットの性能でしょう.

CF-RZ5(今回購入)CF-LX3(前回購入)CF-B10(前々回購入)
プロセッサー・グラフィックスIntel HD Graphics 515Intel HD Graphics 4400Intel HD Graphics 3000
ベース動作周波数300MHz200MHz650MHz
最大動的周波数1.7GB1.1GHz650MHz

ターボ・ブースト時のクロック周波数や,グラフィックスの周波数が速くなっていて良い感じです.
CPU性能は過去の機種に負けていますが,Mathematicaなんかのソフトはリモートデスクトップで高性能機種に接続して使おうと思っています.CF-LXとCF-Bは母艦として自宅に常駐,CF-RZは持ち運び用にしようかと思います.