恐山も行ってみた

今回の取材出張の目的の一つの,恐山に行きました.
前日宿のJR東日本ホテルズ フォルクローロ大湊(JR東日本ホテルズ フォルクローロ大湊 - なぜか数学者にはワイン好きが多い)はJR大湊駅前なのですが,恐山へのバスは,駅の一つ前の下北駅から出ているので,タクシーでJR大湊駅からJR下北駅まで移動しました.JRで移動もありだったのですが,2時間に一本くらいしか便が無かったので...
隣駅なのでワンメーターくらいで行くかと思ったら,1300円くらいかかりました.
そしてJR下北駅から恐山へ行くバスは,一日4本.
2008年5月29日現在で,時刻表は以下です.

下北駅恐山
9:109:53
11:0511:48
14:1514:58
16:4517:28
恐山に着く20分くらい前,バスは「冷水前」というバス停を通過します.そこでは湧き水が飲めるようになっており,「一杯飲めば10年長生きでき,2杯飲めば20年長生きでき,3杯飲めば死ぬまで長生きできる」(笑:バスのアナウンスより)という効能があるそうで,わざわざ下北交通のバスはバスを止めてくれて,湧き水を飲んできて良いよと運転手さんが言ってくれます.

恐山自体については,地元むつ市が詳しいページを作っておられます.
社団法人 むつ市観光協会 青森県下北半島 霊場恐山 本州のてっぺん
(バスの時刻表が古かったので注意です)

バスの中のアナウンスでも言っておりましたが,いかにも怖そうな「恐山」の名前は,由来はアイヌ語である可能性が高いとのこと.

恐山は、藩政時代には宇曽利山(うそりやま)と書かれていました。また、その昔、下北地方を宇曽利郷と呼んでいたこともあったようです。
このウソリは、アイヌ語のウショロ(入江とか、湾という意味)に由来していて、これがさらに転化してオソレ(恐)になったものとみられています。