NICTのスパコン

スパコンで宇宙の天気予報をリアルタイムに──NICTのSX-8R - ITmedia エンタープライズ

NECは6月4日、同社のスーパーコンピュータ「SXシリーズモデルSX-8R」6台(最大ベクトル性能:1.536テラFLOPS)を独立行政法人情報通信研究機構NICT)に納入したことを明らかにした。「リアルタイム地球磁気圏シミュレーションシステム」で用いられる。

NICT」とか,「独立行政法人情報通信研究機構」とか聞いても知らない人も多いと思いますが,電波時計を買うと必ず説明書に書いています.NHKの「ぴ,ぴ,ぴ,ぽーん」で有名な,日本標準時を作っている研究所です.
また,今は誰もが携帯電話を使っていると思うのですが,携帯電話の使用料金の中には密かに「電波利用料」というのが含まれており,電波利用料を研究開発予算の一部として使っているのもここです.

以前に,この研究所のスパコンシンポジウムに行ったことがありました.
http://www2.nict.go.jp/y/y223/simulation/super/symp/2003symp_prog.html

2003年度CRL計算科学シンポジウム(第2回)のご案内

     日時:平成16年1月16日(金) 9時30分〜17時
     場所:通信総合研究所 本館4階TV会議室

昨年に続き、標記のような第2回CRL計算科学シンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、CRLのスーパーコンピューターシステムの利用で得られた研究成果の発表を初め、利用方法に関する提案、可視化技術の紹介や要望、さらには今後の研究計画などについて、自由に議論して頂くことを目的としています。また今回は、スーパーコンピューター上で実行可能な可視化ライラリRVSLIBの紹介とデモンストレーション、及びPCクラスターなど様々なタイプのスーパーコンピューターにおいて使用出来る列化言語MPIの簡単な入門編レクチャーを予定しています。

この頃は,NECさんのSX-6iか何かだったと思います(自信無し).
ほとんどの人がFORTRANを使っているので,無理やり御願いしてC言語OpenMPを導入してもらった記憶があります.

宇宙天気予報とか,いろいろやっている面白い研究所です.
ご興味が沸きましたら,Webのホームページをどうぞ.
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