FoxTorrentを使ってみた

FirefoxBittorrentと言えば,AllPeersしかありませんでした.
リリース前からブロガーに注目されるFirefox用エクステンション「AllPeers」 - CNET Japan
しかし,Version 1.0(リリースから数日で1.01等へマイナーバージョンアップされてます)がリリースされて,注目を集めているのがFoxTorrentです.
http://www.foxtorrent.com/
AllPeersの長所であり,最大の弱点でもあったのは,BitTorrentプロトコルは使っていますが,通常のBitTorrentクライアントのように開かれていないことでした.つまり,見知らぬ人からアクセスを受けることが無い代わり,自分が招待した・あるいは招待されたグループの中でしかファイルのやり取りができませんでした.Operaなんかでは既にBitTorrentプロトコルも普通にサポートされています.
セキュリティ的に心配だったので,セカンドマシンにFoxTorrentを入れてCentOS5.0のBitTorrent配信をしてみました.配信というか,送受信ですか.
一応,ダウンロード・アップロードはできているようです.しかし,設定項目が全くありません.
ダウンロード・アップロードの速度も設定できず,peerの数は表示されるものの,ホスト名が表示されないのでどこと繋がっているのか分かりません.AllPeersが3メガバイトほどのファイルサイズがあるのに対し,FoxTorrentは130キロバイトほど.TorrentファイルにアクセスするたびにFoxTorrentのサイトの画面が表示されるので,SaaS(Software as a Service)的にFoxTorrentサーバで処理が行われているのかもしれませんが,確認はできていません.
少々心配なので,メインマシンに入れるのは,すこし様子を見てからにしようと思います.
現在のFoxTorrentなら,BitCommet等の機能豊富なクライアントソフトの方が使いやすいように思います.
報道によると(Firefox用BitTorrentのアドオン「FoxTorrent 1.0」、Akamaiよりデビュー | TechCrunch Japan),ちゃんとした会社からのリリースだそうなので,悪さはしないとは思うのですが...