スティーブン・キングが漫画業界に参入

http://www.ibtimes.com/articles/20070311/books-stephen-king.htm
キングはB級大好きで,B級のアメコミも大好きなはずで,キングの原作を元にしたアメコミはとても面白かったです.
この記事でちょっと気になったのは,

King is known mostly for his enormously popular horror novels, such as "Carrie," "Pet Cemetery," "Misery" and "The Shining," but he's also written a slew of other works, from the personal novella "The Body" to "Hearts in Atlantis," "The Green Mile" and "On Writing: A Memoir of the Craft."
超訳
キングと言えば,莫大なヒット作ホラー小説で有名です.例えば,「キャリー」「ペット・セマタリー」「ミザリー」「シャイニング」とか.でも,短編・連作小説なんかも書いています.例えば,「スタンド・バイ・ミー超訳注:原題はThe Body)」「アトランティスのこころ」「グリーン・マイル」「物書きの自伝」などなど.

というところです.
"Pet Cemetery"じゃなくて,"Pet Sematary"だと思うのですが...
http://www.amazon.com/Pet-Sematary-Stephen-King/dp/1416524347/ref=pd_bbs_sr_2/103-7470372-8850238?ie=UTF8&s=books&qid=1173798175&sr=8-2
これ,すっごく重要なところで,「Pet Cemetary」(ペットの共同墓地)という看板を,ペットを飼う主体である幼い子どもがスペルミスをした看板を立てたという背景です.その子どものペットへの思いと,親の子どもへの思いが「死」を軸に交わるという,実に深い「猿の手」の焼き直しなのです.
「ペット・セマタリー」は,キングの小説の宇宙的恐怖が表現された,数少ない映画だと思います.パートツーは別としまして.