サイコパス

夕方に買い物に行って,この本をたまたま買って来ました.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794214723/qid=1147786784/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-7384139-4313137
発行が草思社のわりに装丁が白っぽいので,心理学や精神医学じゃなくて,芸能人本やスピリチュアル系の辺りに置かれてて,見逃すところでした.
大学の学部の頃に心理学をやっていましたが,いろいろあって大学院では数学と情報学に打ち込もうと決めた頃に,立て続けに出版されたのが,一般向けの「診断名サイコパス」と「平気でうそをつく人たち」でした.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150502412/qid=1147787258/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-7384139-4313137
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794207417/qid=1147787301/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-7384139-4313137

また,しばらくしてから,その後の研究成果を記してある「うそつき」が出版されました.
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794211341/qid=1147787757/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/249-7384139-4313137

「良心をもたない人たち」も,同様のサイコパスについての本です.
...が,さっき買ってきてまだ全部読んでないので,感想はまた次回に...

もっとも,「良心を...」以外に紹介している上の3冊は,文句なしにお薦めです.じゃあ,あんまりお薦めじゃないのもあるのか,と,どなたか突っ込んで下さったら...「小田晋氏が翻訳または監修している本」と答えます.
だって,あの方,某河合氏なみに,考え方古いし.

結局,別に日本がどうなろうが,患者さんがどうなろうが知ったこっちゃないのですが...学者のはしくれとして,あまりに酷い研究者に対し反論するにはその分野の勉強をしなくてはならず...一度入った学問分野からは抜け出せないんだなぁと思う今日この頃です.