読売新聞社会部「死刑」
どうせ読売新聞のことだから,偏った内容なんだろうなぁと思って,一応目次を見て,パラパラと中を見たら,これはイケてる予感炸裂.
「世論の変化を待つとすれば,死刑が廃止されることは決してないでしょう」
という目から鱗の言葉で買ってしまいました.
まだ読んでませんが,紹介している人はおられるようなので
http://will584.blog58.fc2.com/blog-entry-900.html
この中で
世論調査で死刑制度を支持する国民が8割を超える
もし、アタクシが裁判員として死刑の判断を迫られたらどうだろう
冤罪の危険はないのか?などと考えはしないだろうか?
と書いておられますが,それに対する答えというかアンチテーゼというか,先見の明がある知人の書物がこちら.
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%AB%E3%83%9F-Black-Slip%E3%83%BC%E5%9B%BD%E6%B0%91%E6%AD%BB%E5%88%91%E5%9F%B7%E8%A1%8C%E6%B3%95-%E4%BB%8A%E4%BA%95-%E6%81%AD%E5%B9%B3/dp/4877983759
私は事前にPDFファイルを送ってもらい校正をさせて頂きましたが,それでも書店で2冊も購入してしまいました.
いや,正確には買ったのは1冊でしたか...もう1冊は,作者から謹呈で頂きました.
オリバー・サックス博士の本は,既に古書店で買ったハードカバーの「火星の人類学者」を読んでいたのですが,「妻を帽子と間違えた男」は読んでいませんでした.
発売当時の1990年代前半に,日本評論社の「数学セミナー」や「こころの科学」「法学セミナー」で毎月のように広告が出ていたので気になっていたものです.やっと買うことができました.
ちなみに,ハヤカワ・ノンフィクションシリーズのカバー色が水色から橙色に変わっていたので,最初はNFシリーズだと気付きませんでした.