Panasonic Let's note CF-Y7 ハードディスク換装(2/2)
続きです.
Panasonic Let's note CF-Y7 ハードディスク換装(1/2) - なぜか数学者にはワイン好きが多い
(というか,酔っ払って作業をしてたらしく,↑の日記の投稿自体が記憶が無いのですが)
さて,Let's noteのネジを抜いたので,ふたを取ります.小さなマイナスドライバーでひっかけて開けました.
こんな感じに,Let's noteを開けたことがある人ならおなじみの,クッションです.
で,SATAのインターフェース部分を引っこ抜いても,ハードディスクは出てきません.
ぐるぐる巻きのプラスチックカバーを取れるかのようなラッチがありますが,カバーを分解する必要はありません.黒いビニールテープで,ちょっとだけくっついているだけなので(写真の4つの黒いスポンジ以外の,残りの一箇所の黒いところ),ドライバー等を突っ込んで慎重にはがします.すると写真のようにニョロっとハードディスクが出てきます.
取り出したあと,新しいハードディスクHTS545025B9A30を,同じ感じに入れます.
ふたを閉じてネジを締めて,ブート.まずはF2を押してBIOSを確認します.
ハードディスクの型番等は出ませんが,容量が正しく出ているので,一応認識している模様.
なので,CF-Y7のリカバリディスクを入れてOSを再インストールします.
再インストール中,ハードディスクアクセスのランプがあまり点かないので不安になりますが,CDドライブが遅いだけのようで,進行します.CD-ROMドライブのアクセスランプは激しく点灯します.そして結構時間がかかり,50分ほどで終了しました.
その後,インストールしたてのWindows XPを起動し,アクセサリ→システムツール→バックアップから,バックアップしておいたC:ドライブとシステム状態をリストアします.そして再起動.
無事立ち上がりました.
C:ドライブ以外のパーティションは,ディスク換装が終わったマシンと抜いたディスクをアダプタ経由でUSB接続してコピーしました.
↑これはTWO TOP秋葉原本店で1980円でした.
ちなみにハードディスク自体は,Hitachi HTS545025B9A30 250ギガ SATA2 5200RPMでTWO TOP価格5480円でした.
さて,換装して,特にアクセスが速くなったような印象は無いですが,いかにも不調そうな何もしていない時でもガリガリとアクセスがあったり...ということが無くなりました.しばらく使っていると,アクセス音・ファン音も静かになったことが分かります.
一応,ベンチマークもしてみました.
前回,同じマシンでやったディスクベンチがありますので,比較します.
RAMディスク含むメディアのベンチマーク - なぜか数学者にはワイン好きが多い
今回のCrystalDiskMarkの結果は,以下のようになりました.
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CrystalDiskMark 2.2 (C) 2007-2008 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
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Sequential Read : 73.740 MB/s
Sequential Write : 71.613 MB/s
Random Read 512KB : 33.490 MB/s
Random Write 512KB : 32.602 MB/s
Random Read 4KB : 0.443 MB/s
Random Write 4KB : 1.177 MB/sTest Size : 50 MB
前回の結果と,比較した表を示します.
連続読み込み(MB/s) | 連続書き込み | ランダム読み込み(サイズ大) | ランダム書き込み(サイズ大) | ランダム読み込み(サイズ小) | ランダム書き込み(サイズ小) | |
旧ドライブ | 39.450 | 37.068 | 23.481 | 20.955 | 0.369 | 0.993 |
新ドライブ | 78.740 | 71.613 | 33.490 | 32.602 | 0.443 | 1.177 |
特にシーケンシャルアクセスが倍近い速度差が出たというのが,インターフェースの違い(旧ドライブはSATA,新ドライブはSATA2)なのか,それ以外のドライブの性能によるのかは分かりません.
調子に乗って,同じく換装が簡単なはずの,より古いCF-Y5も試してみようと思います.