お疲れさま,Optio S

光学3倍ズーム搭載で世界最小・最軽量「Optio S」 - 日経トレンディネット

コンパクトデジカメ
光学3倍ズーム搭載で世界最小・最軽量「Optio S」
2003年04月08日

http://journal.mycom.co.jp/articles/2003/04/14/optios/index.html

ペンタックスから光学3倍ズーム搭載の320万画素機「Optio S」が新登場した。まず驚かされるのは、光学ズーム機としては世界最小・最軽量の超コンパクトボディだ。タバコの箱よりも小さく、携帯電話と大差ない軽さである。

この超コンパクトボディを実現したのは、「スライディング・レンズ・システム」と呼ばれる独自の光学技術だ。電源オフの状態では、レンズ群の一部が光軸からずれて上に収納されている。電源を入れると、上にあったレンズが光軸上にもどり、ボディ前面に向かってにょきにょきと飛び出す。ボディの中を開けて見たわけではないが、メーカーによると、そういうことらしい。

この個人日記を含めまして,私は長年,PENTAX Optio Sというデジカメを使ってきました.一緒に世界中を旅した戦友です.しかし,さすがに性能の見劣り・バッテリーの劣化・SDカード及びバッテリーのインターフェースの劣化(入れても反応しなかったりとか)という理由で,ついに引退頂くことになりました.
これは,新しいデジカメで撮った彼の写真で,彼が初めて自分自身が撮られた写真です.

当時,私は郵政省系の研究所にいたのですが,6人ほどが同じ研究室にいてパーティションで区切られている職場で働いていたのですが,ある日,この「Optio S」を買って出勤し,電源を入れました.すると,研究室は静かですので,最初の電源オンの独特の音がぴろーんと流れました.
ちょっとだけビックリしたのですが,もっと驚いたことに,ビクターから研究員として出向していた先輩が背後から「Optio買ったの?」と話しかけてきてくれたことです.「あ,買っちゃいました」「スパイラルレンズ,なんか面白そうだよね」「はい(笑)私もその光学ズームの面白さだけで買ってしまいました(笑)」というように,ほぼ発売日に研究室メンバーの二人が同じものを買っていたという,思い出の品です.

6年間,ありがとうございました.捨てずにたまに見ますので,ゆっくりお休み下さい.