ワインの漫画:枯れたワイン評価

私はワインのマンガでは,好きなものは
1. 「ソムリエ」(http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BD%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%82%A8-1-%E9%9B%86%E8%8B%B1%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E7%89%88-%E5%9F%8E-%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%AD/dp/408618057X/ref=sr_1_18/250-6030243-0099449?ie=UTF8&s=books&qid=1188485146&sr=1-18
2. 「瞬のワイン」(http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%82%BD%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%82%A8-%E7%9E%AC%E3%81%AE%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%B3-Vol-1-1-SC%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4088782933/ref=sr_1_7/250-7038746-9429035?ie=UTF8&s=books&qid=1188485343&sr=1-7
3. 「ソムリエール」(http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BD%E3%83%A0%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%83%AB-1-%E5%9F%8E-%E3%82%A2%E3%83%A9%E3%82%AD/dp/408877244X/ref=pd_sbs_b_1/250-6030243-0099449?ie=UTF8&qid=1188485146&sr=1-18
4. 「神の雫」(http://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E3%81%AE%E9%9B%AB-1-%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0KC-%E4%BA%9C%E6%A8%B9-%E7%9B%B4/dp/4063724220/ref=pd_sbs_b_2_img/250-6030243-0099449?ie=UTF8&qid=1188485146&sr=1-18
なんですが,「神の雫」の評価が低いのは,以下の点が私の考えと異なるからです.
asahi.com:死ぬ前に飲みたい究極の1本は? - 食

ただ、我々が死ぬまでにはあと30年かかると仮定して、その頃85年のエシェゾーはリリースされてから50年ほどもたっている。長熟の特級ワインといえども、さすがに飲み頃を過ぎているのではないか? そういう意味では、ブルゴーニュボルドーも、今まさに出回り始めた偉大な05年ビンテージあたりから「最後のワイン」を選ぶのがいいかもしれない。

神の雫」の作者は,死ぬ前に,「飲み頃の美味しいワイン」を飲みたいのでしょうか?
私は,「ソムリエ」の次の言葉が頭に焼き付いて,死ぬまで離れなさそうです.
(ググってコピペしようと思ったら,いろいろ適当に書いている文章が多かったので,集英社「ソムリエ」1巻1996年発行を引っ張り出しました.)

そう...ワインにも まずいワインなどないのです

あるのは ただ
そのワインと出会うに ふさわしい「時」だけ......

始めて,友達とお金を出し合って買った1000円のワインがどんなに美味しくて楽しい時を過ごせたか...
恋人と別れてしまって飲み損ねた古いワインが,どれだけ懐かしさを呼び覚ましてくれたか...
どうも「神の雫」の作者とは,ワインに対するスタンスが違うようです.「神の雫」自体は面白いので,今後の展開に期待しているのですが.
もっとも,身近なワイン飲みの人にも,「ワインは美味しく飲めればよい」というスタンスを分かってもらえないことが多いです.ひょっとして,私の方が間違ってる?

ええと,私のスタンス.「ワインは香りだけで酔える珍しいアルコールである」.いかがでしょう.