2006年度インパクト・ファクター

論文誌のインパクト・ファクターが発表になったそうです.
全部のインパクト・ファクターを知るにはトムソン・サイエンティフィック社からCD-ROMなりなんなりを買わないとならないのですが,Nature誌について,Webで見られるようです.
http://www.natureasia.com/japan/catalog/impact_factors.php

インパクトファクターとは、学術誌の認知度および科学的信頼性を研究者が評価する際に最も広く利用されている指標です。Journal Citation Reports(Thomson ISI社)が先頃発表した2006年度インパクトファクターでは、ネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)がハイインパクト・パブリッシャーであることが再び明確に示されました。NPG発行の12誌がトップ30にランクインしており、新刊誌は各カテゴリーで頂上を極め、定評のある既存誌も最高位を維持しました。

少し前のインパクト・ファクターは,いくつかのWeb上で見ることができます.例えば,
http://www.human.nagoya-u.ac.jp/~yasudak/impfac2.html

数学
1 1.704 ACTA MATHEMATICA
2 1.455 BULLETIN OF THE AMERICAN MATHEMATICAL SOCIETY
3 1.449 ANNALS OF MATHEMATICS

Ann. Mathematicsって,ワイルズフェルマーの最終定理の証明を発表した雑誌ですね.

Pheasant Memorial Laboratory

NATURE 27.955
SCIENCE 23.329
J AM CHEM SOC 6.079
ANAL CHEM 4.532

やっぱりネイチャーやサイエンスが圧倒的.

http://in-cites.com/research/2001/february_26_2001-2.html

10 J. Phys. Soc. Japan (2.08)

1999年,日本物理学会論文誌がトップ10入り.

http://in-cites.com/research/2005/august_29_2005-2.html

1 SIAM Review (3.53)

論文誌というより,本のレビューも多いのですが,やはり応用数学ではSIAMが圧倒的.

はぁ.私も頑張って論文書こう.