一人でも多く、元気な赤ちゃんを作って

http://mytown.asahi.com/ishikawa/news.php?k_id=18000140705240001
著者自身が

僕のスピーチは若い2人のひんしゅくをかったかもしれない。だが、昨今の若者たちには、命の引き継ぎという思いが全く無いように思える。壮絶な環境を耐え忍び、新しい生命の誕生と引き換えに、自らの命と決別してゆく動物たちをみていると、人間だけがなぜこの問題に対して、こんなにも無関心で身勝手でいられるのか不思議でならない。

と記述されておりますが,私には確かに全く理解できません.
多くの生命が生きる地球にとって,最も有害な生命は何か?人間でしょう.ならは,地球のためには,人類は滅ぶべきです.
順不同で引用しますが,

国や宗教や人種を問わず、世界中で結婚を盛大にお祝いするのは、その根底に人類の存続をかけた重大な使命が横たわっているからです。

なに?「人類の存続」のために結婚するのですか?それは私の感覚とは違います.全く.
「よし,人類を存続させるために,結婚しよう!」と思っているのですか?普通の人は.

だが、自分の存在を生み出した両親、その両親を生み出した祖父母、その先、その先と、何千、何万世代の夫婦が手をつないだ先に自分がある。まるで奇跡のような命の連鎖である。その鎖をここで終わらせる権利は誰にも無いはずである。

反対.
勝手にこの世に出されて,さらにその連鎖を続けろって,なぜに言われないとならないのか,理解不能です.


ただ,私は「人類滅亡論者」ですが,今,一生懸命に生きている子供たちを殺そうと言っているわけではありません.
子供たちには,自由に,好きなことを学んで,楽しんで,生きていって欲しいと思い,そのための活動をしています.特に数学や物理学など自然科学に興味を持つ子供には,無料で好きなだけ研究活動ができる研究所を設立しようと思っています.
だからと言って,結婚+子作りを義務化するような考え方には賛成できないです.
ひんしゅく,ですね.


「命の引継ぎ」よりも,「知識の引継ぎ」に関心を持って欲しいです.