土星の六角形物体

http://saturn.jpl.nasa.gov/news/press-release-details.cfm?newsID=735

NASA's Voyager 1 and 2 spacecraft imaged the feature over two decades ago. The fact that it has appeared in Cassini images indicates that it is a long-lived feature. A second hexagon, significantly darker than the brighter historical feature, is also visible in the Cassini pictures.
超訳
NASAボイジャー1号・2号は,20年前にこのようなものを撮影していました.カッシーニの撮影によって示された事実は,これらが偶然のものではないということです.特に,カッシーニによって暗かった地点も明瞭に撮影されました.

NASAの記事からは動画にもリンクが張られており,実に不思議です.土星の極の辺りだそうですが,何か雲のようなものが回転しつつも六角形の見かけを維持しています.
火星の「人面石」よりも,よっぽど面白いです.
人面石」については,以下に説明があります.
http://moon.jaxa.jp/ja/mars/face.html

バイキングの写真は、結局のところ解像度が低く、これ以上の議論は、より高い解像度での撮影が必要でした。そして、それを実現できるのは、1996年に打ち上げられた、マーズ・グローバル・サーベイヤでした。この探査機には、最大解像度2mという、地球観測衛星をも上回る精度を誇るカメラが搭載されています。
そのカメラが捉えた「人面像」が、下の写真です。ご覧になれば一目瞭然、どうみても人の顔にはみえません。

20年の科学の発展は凄いものです.
土星の六角物体についても,2027年を待たずに明確に解析されることでしょう.