キレやすい老人

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070108it02.htm

社会の高齢化とともに高齢者による犯罪の急増が指摘される中、刑法犯(交通事故の業務上過失致死傷罪を除く)の検挙者数のうち、65歳以上が占める割合が2005年に初めて1割を超えたことが、警察庁の調べで分かった。

やれ,子供がキレやすくなったとか,今度は高齢化社会でキレる老人の割合が増えたとか...
どんな感じか調べてみますと...
情報源はこちらを使ってみました.
平成18年上半期の犯罪情勢(PDFファイル)
データが多い上に,年齢別等できちんと分析している箇所が見つからなかったので,とりあえず刑法犯かつ殺人と暴行に絞って数字を出してみました.検挙件数と検挙人員数など適当に拾ったので,大体の目安と考えて下さい.

2006年度上半期殺人件数全体に対する割合強盗件数全体に対する割合
総数621100%1720100%
老人8514%533%
少年295%51030%
殺人は老人の方が割合が多く,強盗は少年の方が割合が多いという,恐らくは人間関係や体力的なことが関係していそうな真っ当な結果がでました.
繰り返し指摘されていることですが,まあ,お年寄りの場合は色々な積年の事情もあるのでしょうが,一概に凶悪殺人のような事件を起こすのは最近の子供に限ったわけでは無いということが確認できます.老人による殺人の方が,割合で言うと約3倍ですから.