ポアンカレ予想

時間がないので,メーリングリストに投稿した内容を,そのまま引用の形でコピペします...

ここ数年で4回目くらいのニュースだと思うのですが,またまた

ポアンカレ予想」を証明
http://www.people.ne.jp/2006/06/05/jp20060605_60336.html
だそうです.
(ただ,上の記事ではMathematicsがMathmaticsになってる...)

特にPerelmanの時は,
http://lanl.arxiv.org/find/grp_math/1/au:+AND+perelman+grisha/0/1/0/all/0/
なんかですぐに論文が読めて,予想の証明が完成したのかどうかはとうてい
理解できなかったのですが,古典的な微分幾何ともう少し新しい位相幾何の
つながりがとても面白かったのを覚えています.

今回のXi-Ping ZhuさんとHuai-Dong Caoも,やはりlanl.arxiv.orgで検索
すると,Ricci flowやケーラー多様体,ド・ラムの理論といった関連分野の
論文はずいぶん出しているようです.
しかし今回のくだんの論文は,まだなぜか本文は読めず,アブストラク
しか見つけられませんでした.
http://www.intlpress.com/AJM/p/2006/10_2/AJM-10-2-165-498-Abstract.php
↑これによると,300ページを超える大論文のようですが,果たして
どうなんでしょう?