エージェント機能?

ロボット−電子機器間を渡り歩くエージェント技術 - ITmedia NEWS
これ,NECのパペロちゃんですね.結構,でっかくて重たいです.
それはともかく,タイトルの「エージェント機能」でおや?と思ったのですが(専門用語としての使い方は間違ってはいない),さらに記事を読むと

ユーザーからは“ゴースト”がロボットや電子機器間を渡り歩いているようにも見える。NECが開発した新技術は、リアルのロボットと仮想ロボットを連携させる。

ゴースト???
リアルのロボット?
んで,仮想ロボット?

というのは,例えば
ネットワーク・ヒューマン・インターフェースの総合的な研究開発(ネットワークロボット技術)(PDFファイル)
など沢山の資料にあるように,これは元々,総務省のe-Japan,e-Japan2,u-Japanなどの中で,

・ビジブルロボット(記事で言う,リアルのロボット)
・アンコンシャスロボット(ロボットには見えない,例えば監視カメラなど)
バーチャルロボット(記事で言う,ゴースト,又はエージェント)

の3つのロボットの連携ということで進められていたプロジェクトのはずだからです.用語は統一した方が分かりやすいなあ,勝手に記者が書いたのかなと思ってプレスリリースを見たら,
ロボットとCGエージェントの連携を可能にするUI技術を開発(2006年 5月 9日): プレスリリース | NEC
NECさんの発表自体で「エージェント」って言ってるのですね.じゃあ仕方がないです.
(いや,それにしてもゴーストって...)