WikiLeaks関係でVisa/Masterがダウン

何かと話題になっているWikiLeaksですが,ワシントン・ポストによると
WikiLeaks avoids shutdown as supporters worldwide go on the offensive

On Wednesday, hackers briefly shut down access to the Web sites for MasterCard and Visa, both of which had announced they had stopped processing donations to WikiLeaks.
(適当な訳)
水曜日(日本時間で,この記事が発表された12月8日か?),クラッカー達がマスターカードとビザのWebサイトを攻撃によって短期間アクセス不能にしたことを受けて,マスターもビザもWikiLeaksへの寄付を受け付けることを止めることをアナウンスしました.

PayPalもでしたね.あとバンク・オブ・アメリカとかも.NewYorkTImesのオピニオン.

Visa, MasterCard and PayPal announced in the past few weeks that they would not process any transaction intended for WikiLeaks. Earlier this month, Bank of America decided to join the group, arguing that WikiLeaks may be doing things that are “inconsistent with our internal policies for processing payments.”
(適当な訳)
Visa, MasterCard,そしてPayPalは,この数週間の間に,WikiLeaksのための取引には応じないと公表しています.今月始め,Bank of Americaもそっちサイドに加わることにしました.「WikiLeaksは我々が取り決めている支払い取引ポリシーに反する」と言うのです.

終わったな,Wikileaks...と思いきや

小額支払いサービスFlattrがWikiLeaksの生き残りの鍵を握っているかもしれない | TechCrunch Japan

しかし今のところ、無傷の資金ルートが一つ残っている。それはFlattrという小さなスタートアップで、torrentのサイトPirate Bayの協同ファウンダPeter Sundeが作ったサイトだ。Sundeは今日(ヨーロッパ時間12/8)Twitter上で、まだWikiLeaksを”助ける”ことは可能だとツイートした。

インターネットそのものは止められない: WikiLeaksの離反者たちがOpenLeaksを立ち上げ | TechCrunch Japan

インターネットというものがある以上、リークを止めることはできない。

日本の中でも,ウィキリークスの創設者が罪を負ったか(というか,そもそも個人の罪なのか,Wikileaksに関する罪なのかマスコミが報道しないところがわけが分からない)どうかはともかくとして一方的に騒いでいると,言っている人も多いです.
ウィキリークスのアサーンジ氏に相次ぐ“思考停止”の報道――日本のテレビ・新聞は本当に大丈夫か | 週刊・上杉隆 | ダイヤモンド・オンライン

 ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アサーンジが逮捕されて一週間。日本のテレビ番組などでは、いまだにキャスターやコメンテーターによるこの種の発言が散見される。果たして、日本の放送局のコンプライアンスは大丈夫なのか。

 なぜなら、これらの発言は、名誉毀損どころか人権侵害の可能性すらあるからだ。現在、アサーンジは有罪判決も受けていないし、釈放を待っている身である。さらに、そもそもこの事件に関しては冤罪の可能性が圧倒的に高いのだ。