ジョジョ on the CELL

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/entertainment/comics_and_animation/

人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」で知られる荒木飛呂彦さんのイラストが、7日付の米科学誌「セル」の表紙を飾った。同誌に掲載された日本人研究者の研究内容をイメージ化したもので、医学や生物学の分野で権威のある同誌の表紙を、日本人漫画家が描くのは異例だ。

いや,異例どころか,史上初じゃないのでしょうか?
/.でも,大反響です.
米生物学誌の表紙に荒木飛呂彦のイラストが採用 | スラド

sillywalk 曰く、

朝日新聞の記事によると、アメリカの生物学専門誌「Cell 9月7日号」の表紙に漫画家・荒木飛呂彦氏のイラストが採用されました。

この/.(スラッシュ・ドット)の反応の中で,次のようなものがありました.

インパクトファクター(IF)が高いことがそのままその雑誌がすごいことなわけでは
ありませんが,CellはNature,Scienceと並んでいわゆる三大紙(CNS)の一つです.

偶然なんですが,インパクト・ファクターなんてものは10何年も前から知っていましたが,「CNS」という言葉は,今日の午前中に知りました.
(FITの岡田先生の講演にて)
FIT2007
ScienceやPhysical Review何かは見ますが,私の専門から言って,CELLやNatureって,あんまり見ませんからねぇ...という言い訳で...
横矢先生プロデュースの「良い論文を書くためには,伝わる日本語文章を書くためには」は面白かったです.
どちらかと言うと若手(?)の岡田先生の「良い学術論文を書く・書かせる基本指針」と,ベテランの阿部先生の「他人に伝わる日本語文章を書くには」は絶妙な組み合わせでした.
(ちなみに,岡田先生の「頭痛薬」は,cg-mlやimage-mlに登録していれば,毎年の年末に,処方箋が送られてきます.毎年毎年,ありがとうございます)

ところで荒木さんと言えば,魔少年ビーティーという集英社のマンガがあります.昔,遠距離で連絡を取っていた友人が,遊びに来たときにくれたものです.初期「ジョジョ」の未熟バージョンという感じですが,それにしても荒木先生,CELLに載るは,Soul'd OutのMaxiシングルのジャケットは描くは,大活躍ですね.かつて,「絵柄が『北斗の剣』のパクリだ」なんて言われていたのが,既に昔のものになりました.