携帯電話用語

こんなトリビアが出てました.
端末のアンテナ表示は信用できない? | 日経 xTECH(クロステック)

ところが,携帯電話端末のアンテナ表示は,単に電波の強さです。一つの無線基地局からの電波が強い場合でも,複数の無線基地局からの電波が強い場合でも,携帯電話端末のアンテナの表示は同じ3本になります。ユーザーには,「アンテナ3本だからつながりやすい」と見えますが,複数の無線基地局から強い電波が届いている場合はつながりにくいのです。

なるほど,知りませんでした.


ところで,一般の人って,「無線基地局からの電波の届く質・量が悪い」ことを,「携帯の電波が悪い」って言いますよね.これはまぁ,分かる気がするんです.違和感を感じたのが,携帯電話の電池の充電残存容量が少なくなったことを「充電が無くなった」と言っていることです.「充電」って,電池の状況を表す言葉じゃないですよね.
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じゅうでん 0 【充電】
(名)スル
(1)蓄電池に外部電源から電流を通じて、電気エネルギーを化学エネルギーとして蓄えること。
⇔放電
(2)コンデンサーの両極間に電圧を加え電気エネルギーを蓄えること。

ところが,一般の人だけが使う言葉じゃなかったというのが...職場の若いエンジニアに聞いて知りました.

「携帯電話の電池が無くなりそうなときって,何て言います?」
「え?充電無くなる,ですか?」

「電池が無くなる」ならまだ分かるのですが...どうして充電が無くなるのだろう...
「充電する」ということは「電池にエネルギーを補充する」という意味ですから,意味的には「食事する」ということが「食物を摂取する」ということと同じ.すると,「充電無くなる」ってのは,お腹が空いた時に「食事無くなる」ということと同じような...


と,屁理屈を捏ねる,研究者でした.