高木さんの逆襲

高木浩光@自宅の日記 - NHKの棒グラフ描画システムが機械的に世論を狂わせている可能性


このような論理的な議論で,プロの研究者に対抗するのは,かなり難しいと思います...

はてなブックマーク - hijiのブックマーク / 2007年1月29日

図5の事例はグラフで省略されていることを明示しているし、割合はともかく増加傾向にあることに嘘はない。印象操作しようとしているのはどっちの方か。

研究者に対抗するなら,「嘘はない.なぜなら,○○のデータによると××であることが分かり,△△であることが証明されるからである.」というように,論理的に書かないとダメなんです.
それを書かなくて,「印象操作しようとしているのはどっちの方か。」と書いても,「論理的な理由もなく『嘘はない』と断言して印象操作しようとしているのはどっちの方か.」とサックリと突っ込まれてしまいます.


以下,上記の高木さんのblogを読むと,「統計でウソをつく方法」等々なんぞ読まなくても,高木さんの圧勝が分かります.別に勝ち負けを競っているわけじゃないのですが,「blogで有名な人やサイトを批判,カコイイ」的な人たちが多いので,それらをわざわざ反論して完膚なきまでに叩き潰す相変わらずの高木さんが,ちょっとカコイイと思った次第です.