ますます幼稚な文章になる読売社説

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061120ig90.htm
この11月21日付けの社説の文,タイトルを入れて13段落あります.
注目したいのは,文末.
タイトル,

民主党も恥ずかしくなった?

疑問文です.次,一行目,

さすがに恥ずかしいと思ったのだろう。

「だろう」.憶測です.続く2行目〜4行目,これはまあ良いです.

見通しとなった。
抵抗戦術そのものだった。
批判していた。

しかし5行目,また推定です.

難しかったということではないか。

6行目もまあ良いです.

審議拒否戦術をとってきた。

しかし7行目〜9行目,全てこんな調子です.

重視したのだろう。
敗因の一つではないか。
方針転換を促したのだろう。

「だろう」「ではないか」...噂や憶測,想像,妄想を書いているかのようです.
結局,13行中,6行が,疑問文や想像の文です.社説というからには,事実を並べ,メディアなりの意見を「〜であるべきだ」「〜するべきだ」等,断言してもらいたいものです.