14日のセミナー

先週の金曜日,行って来ました.某O大学.
飲んで帰ってきてまた家で朝まで飲んでたので日記は書けませんでしたが...

セミナーの講演者は二人.一人目は名古屋の病院・研究所から来た先生.二人目が僕でした.一人目の先生はPETからの画像再構成法についてお話してくれたのですが,以前の新聞報道

http://lumin.cocolog-nifty.com/jissyoudou/2006/03/post_c496.html
について,発表が歪められていると(にこやかな笑顔で)怒ってらっしゃいました.例えば,治療の必要のないある種の非常に小さな癌についての記述も無いし,そもそも様々な検査結果から総合的に判断するのが医者の役割なのに,PETだけを使った場合を取り上げて検出精度が悪いと報道するのはひど過ぎる,とのことでした.
掲示板で僕が書いた「私はPETは癌の検出器じゃなくて糖分部位の検出器であるから,結局検出精度が悪いとしてもPETのせいではなく医者のせいということもあるのではないか」ということも聞いてみたのですが,やはり医者の技術によることもあるし,前述のように(その時点で)癌とする必要がないと判断する医者もいるだろうから,おおむね正しいとのことでした.

私の講演はどうだっただろう...やっぱり学生さんには少し難しかったかもしれません.でも,一人目の講演者の方や,助手・教授の人からは途中でずいぶん質問が出て,MathematicaJavaアプレットを使ったデモは少なくとも好評でした.

写真は,セミナー後の懇親会での,作成に失敗した(笑)おじやです.
美味しかったんですけどね.
修士・博士の学生さんが20人くらいとスタッフ,海外からのポスドクなど結構な人数でした.

もちろん講演者は無料でした.えへへ.