デカンタージュ&スワーリング

漫画「神の雫」2巻に,こんなエピソードがあります.
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シャトー・ムートン2000年を飲む.
「じゃ,セーラちゃん,どうだった?」
「そうですね.たとえていうなら----"幼児殺し" かな?ううん,このレベルだと"胎児殺し" まだ生まれてない子供を無理矢理引きずりだしていたぶるようなものね.無知で残酷なサディストを連想するわ」
それに対して主人公は,デキャンタージュ,さらに開かないためにデキャンタごとの曲芸スワーリングを披露する.

面白いんですけど,デキャンタもスワリングも,私は大嫌いです.
2000年のムートンを開けるのと,そのムートンを無理矢理開かせるとと,何の違いがあるのか分かりません.
デキャンタしなくても,温度に気をつけて2時間くらいゆっくりと呑めば,素晴らしく開くと思うのですが.

ワインの胎児は,美味しいものですよ.お嬢様.